GLOBAL COACHING

DIALOGUE

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コーチングの「完了セッション」より

西村統行さんはリクルート時代の先輩というご縁で2008年の1月〜12月、1年間コーチをさせていただきました。セッションではメンバーの育成、組織運営など多岐にわたるテーマを扱いました。今回は1年間の締めくくりにおこなった「完了セッション」から抜粋し掲載させていただきました。このインタビューからグローバルコーチングの経営者コーチングから得られる成果が少しでも伝われば幸いです。


※映像提供:Sono Content

完了セッションの導入

本多
コーチングは本日で一旦
西村
完了でございます。
(両者、会釈する)
本多
あの、完了。これでよし。『。』(まる)にするために、
西村
うん。
本多
言いたいことを言うっていう(笑)どう・・・何を言ったら・・・(沈黙。)
・・・えーっとひとつ、いつもお決まりで投げてる問いがあるので、最初に投げちゃいます。
西村
はい。
本多
ひとつは、意図。
もともと始めたときの意図から見て、ないしは、ここ最近の意図から見て、今、どうですかと。
西村
うん。
 
(メモをとる)
本多
その・・・最初「こうだったらいい」っていうOutcome(成果)から見て「ああ、達成した」「半分くらい達成したとか」というような会話が1つ。
それから2つ目は「どんな気付きがありましたか」という問いです。このコーチングのことかもしれないし、この数ヶ月色々あったでしょうけど「ここで取り上げるとより効果的な一番の気付きは何か?」ていうのを言ったほうがいいかもしれません。
それから、3つ目は、今後に持っていきたい、未来に持っていきたいものって何ですか。

(メモを指しながら)ええと、「1」(もともと始めたときの意図から見て、ないしは、ここ最近の意図から見て、今、どうですかと。)に関連して、意図していないけれども得た成果。

西村
わかりました。
本多
すみません、それからもうひとつ「やろうと思ったけどできてないこと」。
4つ目は、そういうものがあっても、そういうことがあっても、完了であると、いうところに。
はい。そういうところで話を進めましょう。

始めたときの意図は?

西村
始めたときの意図は、あくまでも会社の経費を使ってやってるわけですから、会社そのものの活性化、風土改革のために、自分の頭の中では「トップ自身が変わらなければいけない」という考えがあったので、今でいうその「気付き」だとか、自分自身の行動、言動とか、人や組織との関わりも含めて、何か参考になる・・・「なるんだろうな」っていうものでした。
意図としては・・・意図と言えるかどうかっていうとMaybe(たぶん)な感じでしたよ。
本多
はい。
西村
はっきり申し上げて。Maybeな意図に対して、それを意図というかは別にして、ここまでやってきましたと。
本多
うん。
西村
で、意図したことに対しては、うーん・・・確かに意図の通りとだいうか、Maybeじゃなくって確かに、その・・・自分自身の関わりによって、組織も実は変わりつつあるし、
本多
はい。
西村
その意図は達成されたかな、というふうに思っています。
本多
はい。
西村
で、ただ(別の見方をすれば)意図を達成したというよりも、
うーん・・・たぶんこれはコーチングのメリットのひとつなんですけど、
おそらく、コーチングで最終的に得られるメリットを最初から意図する人間はありえないと思いますね
本多
(笑)なるほど。
西村
それは何かというと、氷山でいうと、「この氷山かな?」と言って(水面から)ごぼっと上げてみると、もっとでかい色んなものがあったり・・・、ここが出口だなって思って開けたら、それは実は何かの入り口だったりして、その先にまた道があって(その向こうに)山の頂があるというか。
僕の中ではそんな感じでしたね。
だから、意図して達成できたかどうかというよりも、最初から今の意図する(達成できたことを意図できる)人はいないんじゃないかって。
本多
意図してないけれど、ここ、ここどうですか。(メモを指しながら)
意図してないけれど得た成果っていうのは。
西村
だから、あれですよ。
具体的な、個人と組織の関わりのようなものを意図したんですけど、氷山の裏にあるものっていうのは、私自身の人間のあり方っていうことに対する・・・要は「人間を学ぶことだ」っていうことに気付きました。
本多
なるほど。
西村
別に、人間を学ぼうなんてこれっぽっちも意図してなかったし、そんなこと思ってなかったんですけど。
最終的には人と関わるっていう、「コーチングを受ける」ってことは、自分だったり相手とか、家族とか全部扱いますけど、そもそも「人間とは何者なんだ」っていう、人間学に近いな、という印象を持ってます。だから、意図してなかったけれど学んだことっていうと、そういうことかな、とは思いますけれども。
「人間です」と。「なるほど」と。「人間なんだ」。っていう。
・・・答えになってます?
本多
はい、僕的にはなってます
西村
はい。
それから、1年の気付きがどんな気付きかっていうと、いろんな気付きがあって・・・たとえばコミュニケーションだとか、自分の新しい気付きだとか・・・うーん・・・なんかね、どう表現していいんだろうな・・・
そう、正直に言っちゃうと、今回の研修にどんな気付き、メリットがありましたかって、(いう質問に)「人を思いやる気持ちが大切だと思いました」とか、なんかよくあるじゃないですか。
本多
はい。
西村
僕はなんか全然違うっていうかね、・・・そういう表現じゃないんですよ。どんな気付きかっていうと・・・。「あり方が大事だと思ってます」ってのも僕的には違うんですよ。
本多
うんうん。
西村
いやそれも気付きのひとつなんですけど、前も言ったけど、頭の中のOS(オペレーションシステム)が変わった感じがするんですよ
本多
ほう・・・
西村統行
西村統行 経歴
1961年三重県生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。1985年リクルート入社。一貫して、新規事業部門、新規プロジェクト・新サービスの立上げに従事。2005年東京電力に転職。新興企業との合弁による不動産再生(リノベーション)事業の立上げを経て、2006年キャリアライズ取締役就任。現在、代表取締役常務として営業部門の責任者並びに職場の活性化(場活:ばかつ)を担当
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