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印象に残っている4つのポイント

本多
振り返って、半年間で印象に残っているセッション、どんなものがありました?
Iさん
そうですね、3、4つあると思います。
まず、思ったよりも、今までの自分の人生で、幼い時や学生の頃の体験、さらに言えば、父親、母親、兄弟の意図が、自分の行動に影響を与えているんだ、ということに気づいたのが最初のセッションです。
本多
そうでした。
Iさん
そこを最初に乗り越えて、自分で分かったり理解したのがすごく大きかったな、というのが最初の印象です。これに30年間、縛られてたんだということですね。以上が印象的でした。
2つ目が「決断する」話。経営者として決断する話です。選択、決断というのはどういうことなのかについて「びっくりした」というか。自分は今まで何を決断して来たんだろう? 果たして本当に決断して来たのだろうか? 周りのプレッシャーや、今までの自分の行動様式に従って自動的に選んでいただけだったんじゃないか…、みたいなことに気づいてびっくりしました。
3つ目が、経営チームを交えて行なったセッション。これは可能性があるなと思いました。このコーチングで得られるような変化をチーム全体に及ぼしたら、すごい経営チームが出来るんじゃないかという可能性。
そして「恐怖」についてのセッション。お金の恐怖というか、赤字の恐怖です。自分の人生ではずっと、プラスマイナス、利益、お金が増えて・減って、というのを繰り返している。それが数万円、十万円、百万円、一千万円、一億円、数十億円と桁が変わっても「プラスマイナスを繰り返してるだけ」という恐怖です。
つまり、一億稼ぐと二億赤字になる可能性がある。次に二億のリスク取ると十億儲かるけれども、次十億儲かれば今度は五十億マイナスになる可能性がある……、そこにはお金の恐怖がある。借金の恐怖、赤字の恐怖がある。だんだんと慣れて来たはずなのに、実はすごく大きな恐怖として、まだあったんだなということに気づきました。
本多
ありがとうございます。いろいろありましたね。僕も言っていい? 印象的なの。
毎回びっくりしてたね。潔さみたいなものに。それまでの自分を、蛇が脱皮して皮を捨てるように次々に行くっていう、あの潔さは、秀逸だね。こいつバカじゃないのっていうぐらい(両者大笑い)。それを僕は進化だと言ってるんだけど、進化に対するてらいのなさ。なんていうか、かっこいいなー!って。それは毎回思ってましたね。
あとはね、僕はすげぇ楽しかったんだよね。これ結構、早すぎ?っていう会話のリズムでも乗っかってくるから、面白いなと思った。
「(Iさん)1時間かけるのを5分でやる」
「(本多)いや、やれるー!?」って言いながら、その可能性をつかんだ。そういう意味でも、僕もすごい楽しかったな。この半年、そんな連続だったんですよね。

コーチングを通して得た実感:変われば変わるだけ確かになるもの

本多
あらためて俺たち自身が「ああ、半年やったな」っていうのを実感する意図で言いたいこと、何かありますか?
Iさん
世の中にいわゆる大成功した人たちがいて、一方でまだまだ大成功したとは全然言えない自分がいて。この間にある差ってすごく大きいと思ってたんです。でも大成功した人たちに、自分が近づいているっていう感じ。何て言ったらいいのかな。自分が変われば変わるほど、確かになってくものがある、自信がついてくるっていうのはありますね。
変われば変わるだけ、変わった景色が見られるし、変わった後の景色が見える。そうやってずっと変わり続けるということが続くんだなと。
今までは、自分が3年に1回しか変わらなかったんです。変わるタイミングって、大成功した時よりも、やっぱり大失敗した時のほうが変わるじゃないですか? やらかしちゃったとか、会社が潰れそうになったとか。そういう辛い時期を経て変わっていくサイクルが、3年に1回、何年に1回っていう実感だったんです。
それに対して、あえて失敗しなくても、どんどん変わっていけるって分かった。思いのほか、自分というものは、いろんなものに影響されている。実は自由な選択をしていなかったのかなということですね。
本多
素晴らしい。
Iさん
自由になればいつでも行きたい場所に行ける。行きたい場所っていうのは、目標だったり、理想だったり、ビジョンだったり。そういうところにいつでも行ける、ということだと思うんです。
本多
いいですね。ありがとうございます。
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